壁いっぱいの本棚を2万円でつくる①(アイデア検討と設計ソフト紹介)

子ども部屋リノベーションもいよいよ終盤です。

今回は壁いっぱいの本棚をつくります。

なぜ壁いっぱいかというとカッコいいと思うからです。

いつもと同じですが、できるだけローコストを意識してつくります。

といっても使う材料はほぼ板材なので、どんな板を使うかでコストが決まります。

アイデア検討

置く場所はここなので、本棚のサイズはここに合わせて考えます。

本棚と言っても本だけを置くわけではなく、おもちゃやディスプレイなど多目的に使える棚をつくりたいと思います。

最初に考えたのが正方形がキレイに並んだ棚です。

出典:margherita

有名なのがmargherita(マルゲリータ)さんの本棚です。装飾を徹底的に取り除きシンプルさを追求したデザインで、シンプルなのに整然としてめっちゃカッコいいです。

ただ、今回は本だけでなく、横に長いモノや背の低い文庫本なども置きたかったので、今回は色々なサイズの長方形が組み合わさった様なデザインにしました。

板材選び

本棚の板材ですが、本棚なのである程度の厚みと強度が必要です。

靴用の棚でも使ったランバーコア合板を使うことにしました。

ホームセンターに行ったら長いサイズの板があったので、これを使って設計を進めます。
厚さは15mmで長手方向が約2.4もあるのに、1枚6000円を切きりました。

設計

いつもはフリーハンドで紙に書いていますが、長方形の組み合わせパターンは精密に作る必要があるため限界でした。

ネットを探して見つけたのが、木工作図ツール「もでりんクラウド」です。

出典:ゼットソー

 

ゼットソーという替え刃式のこぎりの老舗製造メーカーである、株式会社 岡田金属工業所さんが公開しているツールです。

 

てんさん
なんと無料です!
会員登録をするだけで誰でも使えます。
太っ腹すぎます!

 

もでりんクラウドが素晴らしいのはソフトの完成度です。

すごく良く考えられていて、「無料だからこの程度にしよう」といった妥協した姿勢では作られていないのを感じました。

私のオススメポイントをまとめて紹介します。

  • 無料なのに機能制限がない
  • 高機能すぎず使いやすいユーザーインタフェース
  • クラウドなのでパソコンでもタブレットでも使える
  • 他の会員の作例をダウンロードできる

有料の設計ソフトや海外製の無料ソフトも使ったことがあるのですが、
まともに設計しようと思うと慣れるのにすごく時間がかかるのが普通です。

もでりんは(たぶん)意識的に機能を削っていて、必要最低限の機能を直感的に使いやすいソフトになってるのです。

さらに、初心者向けに作例をダウンロードして参考にするとこもできるので、設計作業のハードルを下げるのに一役買っています。

というわけで、もでりんで設計した結果がこれです。

 

詳しい設計内容は次の記事で紹介します!

 

 

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