お庭DIYシリーズとして、
レイズドベッドを作ったり、コンクリート舗装をこれまでやってきました。
ウチにはこんな古い倉庫があります。
中古住宅を買ったときにそのまま残されていたもので、
掃除したことがなかったので全体的に汚れています。
ところどころ傷や凹みがあり、年季が入っています。
たぶん設置してから20年くらい経っています。
今まではあまり気にならなかったのですが、
まわりがキレイになったので、
風景とのミスマッチが我慢できなくなってきました。
ということで、今回は古い倉庫をキレイに塗り替えて蘇らせます。
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いきなりアフターです。
清潔感に溢れています。
眩しくて目が眩むほどのホワイトです。
取っ手のグレーが映えていい感じです。
たった4時間でここまできれいになりました。
こんなにカンタンならもっと早くやっておけばよかったです!
やった作業を要約するとこれだけです。
- 高圧洗浄機で洗う
- ミッチャクロンマルチを塗る
- 水性ペンキを塗る
たったの3行でした。
ホント簡単ですね。。
それでは詳しく見ていきましょう!
汚れを落とす
まずは高圧洗浄機で汚れを落としていきます。
作業写真撮り忘れましたが、ケルヒャーK3サイレントベランダという高圧洗浄機を使いました。
デッキクリーナー(床用のブラシ付きノズル)を使うと、水が飛び散りを防げるので「デッキクリーナー」付きモデルがオススメです!
たった30分でこんなにキレイになりました。
今まで掃除しなくてホントごめんと思いました。
ミッチャクロンマルチを塗る
水が乾いたらペンキを塗る前に、
ミッチャクロンマルチを塗ります。
つるつるした面に下処理せずにペンキを塗ると、時間が経つとペリペリ剥がれてきてしまいます。
それを防ぐのがミッチャクロンマルチです。
ミッチャクロンマルチをさらにくわしく説明すると、
密着の悪い溶融亜鉛メッキ、生アルミ、ステンレス、クロムメッキ等 の金属、ガラス、プラスチック( 自動車バンパー・アクリル看板)などの樹脂面、そして焼付塗装面 等の広範囲な対象物に対して、ペーパー研ぎをせず、強力な密着力が得られます。また、クロムなどの有害重金属を一切使用していない、安全性の高いプライマーです。
出典:ミッチャクロンマルチカタログ
下処理として代表的なものは、
サンドペーパーで表面に細かい傷をつける「足付け」という作業が必要なのですが、
ミッチャクロンを使うことで面倒な「足つけ」をスキップできます。
つまり何かというと、
ペンキが剥がれにくくなる最強の下塗り塗料(プライマー)ということです。
いつか使うのでホームセンターで見かけたら買っておきましょう!
さてさて、
前置きながくなりましたが、ローラーで塗っていきます。
こんな↓塗装用の普通のローラーで大丈夫です。
ミッチャクロンはペンキより粘度がなくサラサラしています。
ローラーを浸すとよく吸い込むのですが、よくしごいてから塗ります。
塗ったところわからなくならないように注意しましょう!
厚塗りする必要はありません。
塗り終わったら、
上塗り(仕上げ)前に乾燥を待ちます。
上塗り塗料の種類(油性ペンキ/水性ペンキ)で待ち時間が変わりますので注意してください。
缶には書いてありますが、
文章でちょっとわかりずらいので自分なりに表にしました。
水性系は情報が少なかったので経験から補足しています。
ミッチャクロンマルチの乾燥待ち時間
気温 | 溶剤系(油性ペンキ) | 水性系(水性ペンキ) |
---|---|---|
夏(30℃以上) | 10〜20分程度 | 1時間程度 |
春・秋(20℃以上) | 20〜30分程度 | 2時間程度 |
冬(10℃以下) | 1〜2時間程度 | 6〜10時間程度 |
※真冬(5℃以下)や極端に湿度が高い場合には、十分な密着が得られないおそれがあります。
その場合には、被塗面を温めておくか、乾燥時間を長く取るなど、考慮が必要です。
ペンキを塗る
ミッチャクロンが乾いたらペンキを塗っていきます。
今回は家に余っていた水性ペンキを使いました。
1回目です、ムラはあまり気にせずドンドン塗ります。
一度では下地の色が隠れないので、2〜3回塗ります。
屋根の縁の部分も同じペンキで塗ります。
ローラーが届かないスキマは刷毛で塗りました。
2回目です。
だいぶ下地が隠れています。
凹凸のところだけ先に刷毛で塗っておいたのですが、
ローラーで塗れるので意味なかったです。
ムラをなくすにはできるだけローラーを使ったほうがカンタンです。
扉は外して塗ります。
取ってもマスキングが面倒だったので、外して塗りました。
後ろ側から爪で4箇所止まっているだけなので、
力を入れてひとつづつ押すと外れます。
塗料が乾いたらまた取ってを戻して完成です!
たったの4時間の作業で見違えるほどキレイになりました。
実は買い替えようと思っていたのですが、
まだまだ使えそうです。
ホワイトペンキの底力を実感したDIYでした。