シンプルなレイズドベッドをつくる

築20年の中古住宅をリノベーションして5年経ちました。

家の中はDIYで少しずついじってきましたが、外構や畑などは手をつけずそのまま使っていました。

家を買ったときから早く何とかしないとと思い続けていましたが、
そろそろ重い腰を上げて手を入れてみようと思います。

今回は「畑」を「レイズドベッド」につくり替えます!

そもそもレイズドベッドって何?って感じですよね。

僕も作ろうと思ってはじめて名前を知りました。

この後説明していますが、YouTubeに動画をアップしています。
動画で見たい方は↓↓↓

レイズドベットとは?

「レイズドベッド(Raised bed)」とは、
木枠やブロックなどで囲い、その中に土を入れた畑です。

地面より高い位置に野菜を植えることができるのが特徴です。

てんさん
地面より高いので、楽な姿勢で植え付けや収穫ができます。
畑に足を踏み入れないので、靴が汚れないんです!
いちいち長靴に履き替える手間もなくなり、気軽に野菜が育てられます。
さっそく作っていきたいんですが、
その前にまずは、

畑を撤去します

今の畑です、秋に収穫し終わって放置していたので雑草が生えてしまっています。

囲ってあるレンガを外してまずは平らにしようを思いましたが、コンクリートで固定されていました。

おじいちゃんの形見の電動ハンマーで壊します。
体重をかけてガガガーっと壊していきます。

重くて疲れますが(範囲が狭ければ)楽しい作業です!

 てんさん
あまり頻繁に使うものじゃないので、
ホームセンターの工具レンタルを利用するといいでしょう!

 

 

レンガはレイズドベッドの土台で再利用するので、なるべく割らないように気をつけて作業します。

 

解体撤去が終わったら、

レンガを並べる

コンクリートの瓦礫を撤去して、地面を平らにならしたら、
水平になるように土台となるレンガを並べていきます。

本当はしっかり転圧したほうがいいんですが、
多少沈み込んでも畑なんで問題ないと思ってます。

撤去するときに大変なので、コンクリートや接着剤でレンガは固定していません。

 

並べ終えました。
一度にやると土の移動が大変なので、畑の半分ずつ作っていきます。

ようやく形が見えてきました。

 

 てんさん
さらっと書きましたが、正直ここまでの作業が一番しんどいです!
土を掘ると掘っただけ体積が増えて全然進んでる感じがしません。
重力なくなればいいのにと何回も思いました。。

 

ここからはメインの部分をつくっていきます。

 

木枠をつくる

 

レイズドベッドの本体となる木枠を組んでいきます。

材料は防腐剤がしみこませてあるSPF材を使いました。
柱の部分がツーバイフォー、枠(横板)の部分がワンバイフォーです。

柱の高さを30cmにして、上下にネジで枠を固定しました。

枠ができたら、

ペンキで塗装する

続いてペンキを塗っていきます!
ローラーを使ってコロコロ塗ります。

↓こういうローラーバケットがあるとローラーからペンキが垂れず作業がはかどります!

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関西ペイントさんの水性つや消し塗料「フレンチグレー」という色にしました。
防腐加工がしてある木材を使ったので、防腐塗料は使いませんでした。

土で隠れてしまうので、塗装も見えるところだけ。

上の写真だと水色っぽく見えますが、実際は下のような明るいグレーです。

 

木枠を設置

木枠を設置します。

といってもレンガの上に乗せただけです。
高さが合わないところはレンガの高さを調整しています。

 

畦(あぜ)シートをつける

田んぼの畔(あぜ)で使われる波の形のシートなので、
「畦シート」または「畦波シート」というらしいです。

ホームセンターで説明するとき名前を知らなかったのですこし困りました。

高さは25cm、30cm、40cmなど数種類あります。
今回は柱の高さ合わせて30cmを選びました。
長さは20mあります。

短いネジ(6mm)で止めていきます。
土の重みで押し付けられるので、50cm間隔くらいの固定で多少たわんでいても大丈夫です。


ぐるっと一周付け終わりました。
このシートのおかげで木と土が直接ふれることがないので、
木を長持ちさせることができます。

 

いよいよ土を入れます。

重みで枠の真ん中あたりが膨らんできそうな気がしたので、
ツーバイフォー材で補強しました。
(土に埋まる部分なのでどれだけ意味があるかわかりませんが、波板を巻いて保護しました)

 

 

 

同じ作業をもう一回くり返して、もう一列作ります。

土を横にどかして、コンクリートを壊して、

 

レンガを並べて、

 

木枠を乗せます。

列の間の奥側も板をつけて小さな区画にしました。
レンガが足りなくなったので、新しく買ったものと混ぜて使っています。

 

最後に畑の奥側のスペースに合わせて横にもう一列つくりました。

 

まんべんなく土を入れて、全体はこんな感じです。
やっと終わりが見えてきました。

ちなみに畑の幅はすべて80cm、通路は最低50cmは確保しています。

 

いよいよ最後の仕上げです。

天板をつける

強度アップと見た目をすっきりさせたかったので、天板をつけることにしました。

天板をロの字に組むときには、
「ポケットホールジグ」というものを使いました。

ねじ止め用の穴を開けるためのガイドとドリルがセットになっています。

 

長いビットで押し付けるように固定します。
裏返すとネジがあることはわからないのでキレイに仕上がります。

 

天板を乗せて、ネジで固定します。

 

 

 

 てんさん
柱もちょうど隠れて見た目がスッキリしました!

 

地面の部分はまだ土なので、シートを敷いて応急処置をしています。
ここも近々キレイにしていこうと思います。

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